パッション

受難の映像化だった。ひたすら痛々しい場面が続く。
とりあえず忠実に映像にしたんだなあという感想しかわかなかった。あの痛々しいシーンも、目をそらさずに見ることが求められているんだろう。最後までマリアが目をそらさなかったように。
おそらく、これを日本人とかの非キリスト教徒が作ったら、非難囂々なんじゃないだろうか。あまりに宗教色が強く、プロパガンダといっても差し支えないくらいだと思う。
最後、キリストの復活が正直に映像化されていたけど、あれがあったことでかなり興ざめだ。復活の部分があるだけで、宗教色が更に強くなった。