堕落論

堕落論堕落論
坂口 安吾

角川書店 1957-05
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あまりにも有名な「堕落論」ですが、どうもぴんときませんでした。それよりも、小林秀雄を書いた「教祖の文学」、太宰治を書いた「不良少年とキリスト」のほうがイメージしていた坂口安吾に近かったような気がする。
実家の隣町である旧松之山町には坂口安吾の姉が嫁いだ村山家という家があって、いまは大棟山美術博物館という建物になっています。保育所だか小学生だかの頃一度だけ行ったような気がするが、中身はまったく記憶にありません。新潟の山奥に行ってみようという奇特な人は、ぜひ足を伸ばしてみてください。冬は休館ですが。
大棟山美術博物館