経済学入門

経済学入門経済学入門
ローザ ルクセンブルク Rosa Luxemburg 岡崎 次郎

岩波書店 1991-11
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全生涯を階級闘争に捧げた著者が,ドイツ社会民主党の党学校で行なった講義を,自らまとめたもの.ブルジョア経済学批判,経済の史的考察からマルクス経済学の基本法則へという構成で,全編に該博な知識と真摯な研究態度,革命への激しい情熱がみなぎり,生き生きとした入門書となっている.ディーツ版全集による完訳.

『斜陽』の中で、姉・かず子が読むのがこの『経済学入門』。かず子は、"経済学として読むと、まことにつまらない。実に単純でわかり切った事ばかりだ。"と言ってるが、その単純でわかり切った事を再構成していくその過程が面白かった。
講義をまとめた入門書なのですごくわかりやすい。労働価値説から剰余価値論への移行がよく分かった。