占領と改革

占領と改革占領と改革
雨宮 昭一

岩波書店 2008-01
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戦後改革はじつは戦中からその流れがあったという内容。野口悠紀雄の「1940年体制論」にそっくり。
戦中から、後の安本に行くような官僚が占領後の事を準備していたというのには少し驚いた。
占領によってはじめて改革がなされたのではないという事実を指摘することによって、日本の占領はよい占領のモデルで、イラクもそういう風に進めようというような風潮を改めたいようだ。
池田信夫blogでめちゃめちゃに叩かれていたが、そんなに悪い本ではない。