幕末の小笠原―欧米の捕鯨船で栄えた緑の島

幕末の小笠原―欧米の捕鯨船で栄えた緑の島 (中公新書)幕末の小笠原―欧米の捕鯨船で栄えた緑の島 (中公新書)
田中 弘之

中央公論社 1997-10
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世界的捕鯨漁隆盛の時代に楽園の島をみまった領有権の行方。

小笠原諸島の歴史を概観するのに手頃な好著。読んでいてとても面白い。
無人島だったところに欧米やポリネシアから移民が移り住み、その後日本が領有を宣言したので、今でも欧米系住民が存在する。一度行ってみたいが、一度行くと一週間帰ってこられない。