街道をゆく 41 北のまほろば

街道をゆく 41 北のまほろば (朝日文庫)街道をゆく 41 北のまほろば (朝日文庫)
司馬 遼太郎

朝日新聞出版 2009-05-07
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縄文の昔は「まほろば」として栄えた本州最北端の地・青森を歩き、風土に即した生活とは何かを問う。太宰治が悲しき国と嘆いた津軽・南部・下北など、「けかち(飢饉)」に悩まされてきた地に、豊饒の歴史の鉱脈を探る。

津軽半島下北半島を巡っている。今の職場に非常に関連があるので読んだ。
青森は、本州の北限で、ヤマセによる不作とか、農民の身売りとか、そういうイメージが先行しがちだが、著者は、北海道から見れば青森は「まほろば」だったのではないかとの仮説をたて、各地を回っている。