自分たちで生命を守った村

自分たちで生命を守った村 (岩波新書 青版 668)自分たちで生命を守った村 (岩波新書 青版 668)
菊地 武雄

岩波書店 1968-01-20
売り上げランキング : 289019

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

軒を没する雪.十二月から四,五月まで交通が途絶する僻村――岩手県沢内村.長い間,無医村であったが,村ぐるみの保健活動に立ち上り,雪を征服し,乳児と老人の医療費を無料にし,水田を倍増した.その先頭に立った故深沢晟雄村長.その八年間の村政をつぶさに跡づけた本書は,地方自治の在り方に重要な示唆を与えている.

昭和三十年代、岩手の僻村で保健活動に取り組んだ村長について書かれている。また、岩手県下における国保運動についても書いてある。自分たちで知恵をまず出してやっていこうという取り組みがすばらしい。