ローマ人の物語 (8) 危機と克服

ローマ人の物語 (8) 危機と克服ローマ人の物語 (8) 危機と克服
塩野 七生

新潮社 1999-09
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繰り広げられる意味なき争い、無惨な三皇帝の末路。帝国再生のため、時代は「健全な常識人」を求めていた―。皇帝ネロの死にはじまってトライアヌスが登場するまでの三十年たらずの時代を描く。

ネロが死んでから五賢帝まで。この巻も塩野節が炸裂している。作家と学者の違いは、作家は史料を丸ごとは信じないことなんだとか。